- ぎせい
- I
ぎせい【偽製】にせものを作ること。 偽造。IIぎせい【儀制】儀式と制度。 また, 儀式に関する制度。IIIぎせい【妓生】妓生(キーセン)を日本語読みした語。IVぎせい【擬制】〔法〕〔fiction〕相異なる事実を法的には同一のものとみなし, 同一の法律的効果を与えること。 失踪宣告を受けた者を死亡とみなし, 電気を有体物とみなすなどの類。Vぎせい【擬勢・義勢・儀勢】(1)みせかけの勢い。 虚勢。 強がり。
「国麿は~を示して/照葉狂言(鏡花)」
(2)動物が他の動物をおどすときに見せる姿勢。 毛を逆立てたり, 体色を変化させたりする。(3)意気込み。VI「どの面(ツラ)さげておとつさんに, と思へば出掛てゆく~もなく/当世書生気質(逍遥)」
ぎせい【擬声】音声・音響をまねること。VIIぎせい【擬製】本物に似せて作ること。 模作。VIIIぎせい【犠牲】(1)目的のために身命をなげうって尽くすこと。 ある物事の達成のために, かけがえのないものを捧げること。 また, そのもの。「~を払う」「青春を~にする」
(2)「犠牲者」の略。「戦争の~となる」
(3)神に捧げるために生き物を殺すことやその儀礼。 また, その生き物。 いけにえ。 供犠(クギ)。→ 人身供犠IXぎせい【議政】論議して政治を行うこと。「一国の政(マツリゴト)は~と行政と二様に分れ/福翁百話(諭吉)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.